Encounter of fate
 
  ≪POEM

『初恋 』

ぼくは近所の露店で
小さなおもちゃのゆびわを買った
隣に住むあの子にあげるための
可愛いピンクのゆびわ

家に帰ってみると
トラックが走り去って行った
ゆびわをあげに走って向かったのに
隣のあの子はいなかった

ぼくはまだ小さくて
この気持ちの意味が分からなかった

数年たったある日
しまってあったおもちゃ箱を開けてみた
封のされた白い便箋が出てきた
隣のあの子が隠した物だった

僕はこの時
初めて恋の意味を知った

僕はあの子が好きだったんだ

恋に気付いた僕は
手紙を書いてみる事にした
初めて書いたラブレター
遠くのあの子に宛てたもの

だけど手紙は
僕のもとへと戻って来た

あの子はそこにいなかった

恋に破れたある日
窓の外にはトラックが止まっていた
まさかと思い階段を掛けおりると
僕を呼ぶ懐かしい声がした

紛れもなく
隣のあの子がそこにいた

僕は再び恋をした

思い返せば懐かしい日々
そして…

俺は街のジュエリーショップで
光輝く指輪を買った
隣にいるこいつに渡すための
とても綺麗なピンクの指輪

俺はあの時から
変わらない想いを持ち続けている
そしてこれからも…
その想いを持ち続けて行く

俺はこいつを愛してる

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『空回り 』

好きになった事
後悔だけはしたくない

なのにどうして
みんな私を裏切るの?

大好きだった
本当に大好きだった

好きになったら一直線で
好きな人以外は見えないの

なのにどうして
私は幸せになれないの?

一人の人だけを
一生懸命に愛したらいけないの?

一人の人だけに
愛されたいって思ったらいけないの?

大好きだった
本当に大好きだった

もうわたしは…
誰かを愛することに
疲れてしまったの

でもわたし…
誰かを好きになったこと
後悔なんかしてない

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『青春時代 』

目立ちたがり屋の私だから
生徒会なんかに立候補してみた
なんか知らないけど選ばれちゃった

そしたらさ…
友達に頼まれちゃった

同じ生徒会の中に
カッコイイ人がいるから誕生日聞いて来て
って言われたんだ

でもさ…
私は人見知り
本人なんかに聞けるわけないよ
だから調べてもらったの

そしたらさ…
私と同じ誕生日だったんだよ

それから意識するようになったんだ

いつの間にか目で追って…
いつの間にか頭の中…
その人でいっぱいになってたよ

あの時…
言ってれば良かったかな?

『私、同じ誕生日なんだよ!』

そう言ってれば…
私の事を少しは意識してくれたかな?

分からないけど…
バレンタインデーの日
その人に好きって言えて良かった

ずっとずっと片想い…
でも、すごい楽しかったな…

だけど1つだけ言わせて…
振られちゃったのに…
ホワイトデーのお返しなんていらなかったよ…
私は単純だから…
期待しちゃうんだよ?

でも、お返しを選んでる時は…
私の事を考えてくれてたのかな?

その優しさが…
何よりも大好きでした

今は何をしてるんだろう…
爽やかな笑顔はまだありますか?

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『Answer 』

こんなに想っている事を
あの人は分かっているんですか?

優しく包んでくれる人
欲しい言葉を送ってくれる人

あの時…
離れて行ったあの人は
どう想っているんですか?

あの時…
離れてしまった心を
取り戻す事は出来るんですか?

傍にいたいって…
思っても無理な存在なのに…
どうしてそんなに
期待させるんですか?

こんなにも…
傷付く心を
あの人は知っているんですか?

どうして…
嬉しくなるような
甘い言葉を
かけてくれるんですか?

あの人は…
傷付けないように
ってしてくれているのかもしれない…

でも…
それっていけない事だよね?
期待させるだけなんてずるいよ

幸せに出来るのは…
今はあの人だけなのに…
期待しちゃったら…
忘れることすら出来ないよ

次に行く事すら出来なくて…
どうしたら良いんですか?

あの人だけが…
幸せなんてずるいよ…

好きな人と
結ばれることが出来ないのに…
どうしたら良いんですか?

あの人の…
偽りのない気持ちが知りたいです

何を考えて…
甘い言葉をくれるんですか?

結ばれる事は…
あるのかな?

あの人だけが知っている答え…

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『現在進行形 』

好きでした。
好きになるから。
こんな言葉は私には必要ない

好きだよ。
私に必要なただ1つの言葉

愛してた。
愛すから。
こんな言葉なんか私は嬉しくない

愛してる。
私が嬉しいただ1つの言葉

過去なんかどうでも良い
未来なんか分からない

私に必要なのは
ただ1つ…

Loving you...

現在進行形の愛だけだ

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『春夏秋冬 』

季節は変わる
ハルナツアキフユ
春夏秋冬(しゅんかしゅうとう)

穏やかな風薫る春も
日差しが眩しい夏も
輝く月が綺麗な秋も
夜空の星が瞬く冬も

考えるのは君のコト
君のコトしか考えられない
季節にはそれぞれ色があるけれど
僕にはそんなの意味がない

ハルナツアキフユ
春夏秋冬(しゅんかしゅうとう)

僕の一年
すべてが君色に染まってるから

君の一年
僕色に染まる日は来る?

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『Eternity etc 』

大きな手
筋肉質な腕
広い背中
透き通った声

あなたのすべてが…
好きでした

あなたのすべては…
昔も今もこれからも…
私のためだけにあると思ってた

私の勘違いだったの?

抱き締められた感触を…
今もまだ忘れられないでいるよ

永遠なんて言葉…
存在しないと思ってた

だけどあなたとだったら…
永遠ていう言葉…
存在しても良いんじゃないかな?
そう思えてたのに…

私はあなたを忘れない…

永遠なんて言葉…
今はもう信じたくない

だって…
もし信じたら…
あなたに…
ずっと逢えない気がするから

私ね…
またあなたに逢いたい…

大きな手
筋肉質な腕
広い背中
透き通った声

あなたのすべてを…
今も心(からだ)が覚えてる

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『夢で良いから… 』

こんなに…
ココロが苦しくなったのは
初めてかもしれない

こんなに…
ココロが痛くなる程に
貴方を愛してる

こんなに…
ココロがいっぱいになる程に
貴方を想っているの

私のこの想いを…
どこにぶつければ良いの?
誰に支えて貰えば良いの?

貴方と一緒にいられないなんて…

夢の中でも良かったのに…

一度だけで良いから…
貴方と結ばれてみたかった

夢の中でも良かったんだよ?

それなのに…
貴方は私の現実(まえ)から消え…

そして…
夢にすら現われてくれない

お願いだから…
私を一人にしないで?

今宵も…
貴方を想って眠りに就きます

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『キミがスキ 』

ホントの自分を見て欲しい
何も隠さずにいたいだけなんだ…

不安になっちゃうかもしれないけど
それはキミのことがスキだから

わがままになっちゃうかもしれないけど
それはキミのことが大スキだから

自分だけを見てって言っちゃうかもしれないけど
それはキミのことをアイシテルから

全部はキミがいるからしちゃうこと
キミにだけのホントの自分

だって、だって…
そんだけキミのことが…
スキなんだよ

ウソを付けるほど器用じゃないから
スキになったら止められないの

キミのことアイシテル…

ありがとう…
ごめんね…
好き…

ただ伝えたかっただけだった…

あなたはまだ心(ココ)にいる

ずっと想ってくれててありがとう
気付くの遅くてごめんね
やっぱりあなたが好き

さよなら…
ううん。またねだよ。
あなたは私の事忘れないよね?
ずっと待っててくれるよね?
私があなたの傍に行けるまで
見守っていてくれますか?

私は今でもあなたを…
必要としています
これから先も永遠に…
あなたを愛してます

この想いが届きますように…

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『ほんとはね 』

ほんとはね…
言いたいコトだって
たくさんあったんだよ

素直になれなくて
自分を隠しちゃってるんだ

ほんとはね…
分かってたんだ
強がってるだけだってコト

素直になりたかったな
素の自分を見て欲しかった

素直になってたら…
何か変わってたのかな?

今度はね…
言わなくたって
考えているコトを
分かってくれる人が良いな?

きっと…
わたしの強がり…
簡単に治らないと思うから

全部を分かってくれる…
そんな人に包まれたいな

きっと…
いつか現れるよね?

わたしの強がりは
愛の裏返し…

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